2018年8月アーカイブ

2018年日本平動物園(けものフレンズコラボ)

 

※写真てんこ盛り注意

2018年夏休み実家帰省のメインイベント、日本平動物園訪問。
昨年にも行ったけど、まさかまさか、けものフレンズコラボが実現するとは。
まあ、そうじゃなくてもまた来ただろうけどと思いつつも、東静岡駅からシャトルバスで聖地日本平へ。

フラミンゴゲート@日本平動物園

けもフレのぼり@日本平動物園 
フ ラ ミンゴゲートでバスを降り、去年はなかったフレンズのぼりに『ああホントにコラボしてるんだなあ』と感慨を覚える。

例の車@日本平動物園

入場するといきなり例の車が。ほぼ説明なしでデーンと。
けもフレ知らない人的にはどう思うんだろうなどと考えつつ、とりあえず受付でスタンプラリー用紙(100円)を受け取り、どうぶつ巡りへGO!

動き回るレッサーパンダ@日本平動物園

日本平動物園と言えば、まずはレッサーパンダ。
去年はこの体たらくだったのに、今回は大変活発に動き回り、写真に撮るのさえ難しい。

飼育員さんの長靴を噛むレッサーパンダ@日本平動物園

挙げ句、解説中の飼育員さんの長靴をガブガブする始末。 超アグレッシブ。

フルルパネル@日本平動物園

そしてペンギン舎前。お約束のふるる~。
こちらも前回と打って変わってみなさん活発に泳ぎ回っていた。

フンボルトペンギンのサツキさん@日本平動物園

フンボルトペンギン~。(しかいないけど)

ペンギンの見分け方@日本平動物園
前回は気づかなかった(というか、目に入ってなかったのか)個体認識看板によると、右に白緑の 翼帯なので、おそらくサツキさん。

毛繕いペンギン@日本平動物園

こちらは別のペンギンさん。胸の辺りを一心に羽繕いしてると思ったら、

我に返ったペンギン@日本平動物園

いきなり我に返って、

伸びをするペンギン@日本平動物園

のびー。 かわいい。

キリンさんパネルとゾウさんパネル@日本平動物園

今も昔も動物園ツートップ、ゾウさんとキリンさんパネルツーショット。

アジアゾウのダンボさん♀とシャンティさん♀@日本平動物園

アジアゾウのダンボさん♀とシャンティさん♀。お達者そうでなにより。
さすがにご高齢なので、次世代の象さんに来ていただく算段も整え中だとか。

キリンのサクラさん♀@日本平動物園

そし てサクラさん♀。
最近、相方のリオさん♂が亡くなってしまったそうで、残念なことです。

キリンアップ@日本平動物園

裏手の柵越しにうんと近づいてきてくれる。
日本平動物園はこういう高低差を活かした展示が多い。 その代わり上下に容赦なく歩かされるけど。

それにしても、今回は本当に動物が活発で、観ていて楽しい。
天気が怪しくて涼しいせいだろうなあとか思ってたら、いきなりの豪雨に見舞われた。
逃げ込むように猛獣館299に入り、ネコ科のみなさんにご挨拶。

うろつくアムールトラ@日本平動物園

いちばん高いところをウロウロしているアムールトラさん。さすがの貫禄。
この辺りから個体名わからず。というか、複数いて展示は片方というパターンだと、表示を確認しないと「トラだ!」で終わってしまう。この辺りは次回の反省点。やっぱり「(動物名)の○○さん」とわかる方が楽しいし、愛着も増すし。

 うろつくジャガー@日本平動物園

ジャガーさんもほぼほぼ動き回っていて迫力満点。その代わり写真は撮りにくいですやんか。
そうかと思えば相変わらずぐてーっと寝てる方も。

ピューマをさがせ!@日本平動物園

クイズ:ピューマさんはどこにいるでしょう?

ピューマはここ@日本平動物園

正解はこちら。
寝心地良さそう。

もの言いたげなライオン♀@日本平動物園

ぺたっと座ってなにか言いたげなライオン♀さん。

イチャイチャしてるライオンカップル@日本平動物園

その横のブースには、仲睦まじそうなライオンカップルが。
群れっていろいろ大変そうだ。
そうこうしている間に晴れたのでまた外に。

オオリクイさまパネル@日本平動物園

大変凛々しいオオアリクイさまパネル発見。
オオアリクイは前回の威容が印象的だったので楽しみにしていたら、展示スペースがリニューアルされていてすごく観やすくてよかった。 やっぱりこの造形の意味不明っぷりはスゴい。

こっちに来るオオアリクイ@日本平動物園

オオアリクイ横から@日本平動物園

しかしオオアリクイさんもまたのっしのっしとアクティブに歩き回るのであった。写真が撮りにくい~。

曇天下でハッスルしていた面々とは裏腹に、あまり動いていなかったのがフライングメガドームの鳥類の皆さん。湿っていると翼が重いとか、そういうこともあるんだろうか。

抱卵中のホオジロカンムリヅル@日本平動物園

中でもホオジロカンムリヅルさんはずっとうずくまっていたのだけど 、

卵を気にするホオジロカンムリヅル@日本平動物園

なんと、 卵を抱いていた。
無事に孵化するといいよね、とほんわり思っていたら、

 

 

実は擬卵のホオジロカンムリヅル@日本平動物園

突き付けられる現実。まさかの擬卵。
フンボルトペンギンだけじゃないんだ……

ホオジロカンムリヅルパネルとカルガモパネル@日本平動物園

ホオジロカンムリヅルさんと子だくさんなカルガモさんが仲良くパネルで並んでいるのも、なんだかこう、複雑……

ショウジョウトキスタンプ台とインカアジサシパネル(ネイティブ)@日本平動物園

ドヤ顔のショウジョウトキと、クセがすごいインカアジサシパネル(非けもフレ)のコラボ。

 

ここらで遅い昼食@レストハウス。
時間を外した功名で混雑というほどでもない人入り。

レストハウス窓に貼ってあるフェネックのぼり@日本平動物園

窓際に陣取ると、ここにもけもフレコラボの影が。フェネック~。
が、コラボメニューのフェネックカレーなど当然売り切れており、豊富なその他メニューから前回はなかった(と思う)冷や汁とんかつをチョイス。

冷や汁とんかつ@日本平動物園

見つけた時は「冷や汁ととんかつ!? その組み合わせはアリなんだろうか?」と思ったけれど、食べてみての感想は「うん、言わんとしているところはわかった」。たしかに夏にはアリ、ビールでもイケた。

しろくまカレー(大人用)@日本平動物園

そして、しろくまカレー。(1年ぶり2度目)
いい意味でフツーに美味しいです。かわいいし。

腹ごしらえの後、ふれあい動物園ゾーンへ。
まずは妙に印象に残る手洗い用蛇口コレクション。

手洗い蛇口(カエル)@日本平動物園 

手洗い蛇口(カモ的な鳥)@日本平動物園 

手洗い蛇口(トリ的な鳥)@日本平動物園

手洗い蛇口(ミミズク)@日本平動物園

……好き。(この他にもあります)

そして、前回めっちゃフレンドリーだったヤギさんに再会。

フレンドリーなヤギさん@日本平動物園 

柵越しにフレンドリーなヤギさん@日本平動物園

相変わらずの食いつきっぷりで大満足。

ぐいぐい来るガチョウ@日本平動物園

今回ヤギさん以上にグイグイ来てたガチョウ。手を出すと容赦なく噛もうとするよ。ちなみにお仲間の皆さんはキャベツ(玉ごとフィード)に夢中。

駈け寄ってきてくれるダチョウのクランキーさん@日本平動物園

そしてやっぱっり駈け寄ってく来てくれるダチョウのクランキーさん。尊い。

ダチョウのフレンズパネルとダチョウのクランキーさん説明看板@日本平動物園

ダチョウのフレンズパネルと解説パネル。1羽分しかないってことは、やっぱり独り者なんだろうか。どこかからお嫁さんを……ってそう簡単にはいかないんだろうけど。

シロサイのサイコ♀さんとタロウ♂さん@日本平動物園

シロサイ、サイコ♀さんとタロウ♂さん。
ほぼ装甲車級の大迫力だけど、基本おっとりして見えるところに味がある。

マレーバクのフタバ♂さん@日本平動物園

そしてマレーバクのフタバ♂さん。この色分けっぷり。だって、塗り絵を渡されたって普通こうは塗らないし。お釈迦様が乗った鞍の跡説にも納得してしまう。
もう寝床に戻りたそうで、こっちに近づいてきて鼻をふんふん鳴らしたりしていた。かわいい。

写りたがりなワオキツネザル@日本平動物園

今回のフォトジェニック賞、ワオキツネザルさん。
前を通ったとたん、網にガシャン!飛びついてからの決めポーズ。もう絶対わかってやってるし。

無口なクチヒロカイマン@日本平動物園

もちろんクチヒロカイマンさんも相変わらずフォトジェニック。
大したカメラを使ってない&腕が悪いので、遠かったり動いたりのぺっとしてたりするとまともに写せないため、適度にでこぼこしていて動きがスローモーな爬虫類の方々には助けられます。

笑ってるっぽいワライカワセミ@日本平動物園

ワライカワセミさん。ちょうど笑ってる感じに撮れた。
ちなみに熱帯鳥類館は5分入っているだけで汗だくになります。

フレンズパネル5体@日本平動物園

最後に満を持して、前回巡り忘れた夜行性動物館へ。
豪華なフレンズパネルがお出迎え。フタユビナマケモノとミユビナマケモノは日本平動物園が初お目見えの新フレンズとのこと。

食事中のフタユビナマケモノ@日本平動物園

そしてこちらが実物のフタユビナマケモノさん。
器用にぶら下がったまま、ぶら下げられた葉物野菜をのんびり食べていた。そりゃキミ、怠け者呼ばわりされるわな。かわいいけど。

半分寝ているアムールヤマネコ@日本平動物園

アムールヤマネコさん。一見割とその辺にいそうなネコなんだけど、やっぱりどこか違う。
夜行性動物観は照明を落として昼夜逆転させてあるので、活発な生態が観察できる……はずなんだけど、寝てる時は寝てます。その辺は基本ネコだし。

電池切れのフェネック@日本平動物園

そしてフェネック。会いたかったよ~。
このお方がまあ活発でブースじゅうを不規則に走り回っており、一眼レフのカメラガチ勢さんたちも撮影に苦労する始末。かと思ったら電池が切れたみたいにくてっと横になったところをなんとか激写。
名前はマリンさんでいいんだろうか? 顔立ちが明らかに美形。

とまあ、そんなこんなで2度目も大満足。
総評としては、コラボはいい意味できっかけに過ぎないなあと。スタンプラリーも全部集めたし、方々にパネルがあるのも楽しかったけれど、やっぱり本物の動物そのものが不思議だったりカッコよかったりスゴすぎたりして、そっちに意識を持って行かれてしまう。けもフレに携わった方々的には「してやったり」だろうから、 けもフレは抜きにしても動物園訪問は続けていきたいなあと思った。プラネタリウムもそうだけど、子供の頃に楽しいと思ったものは、大人になってもやっぱり楽しいです、はい。

最後にお気に入りの一枚を。

ペンギンインザスカイ@日本平動物園

なんとなくニルヴァーナのジャケっぽく撮れたなあと。

ちなみに日本平動物園のけものフレンズコラボ、8/31までのはずが好評につき9/2(日)延長とのこと。コラボ目当てで行くなら今週末が最後のチャンスです。

平成最後の夏、8月吉日。
向日市天文館でのplanetarianプラネタリム投影版の鑑賞に赴いた。

向日市天文館前景

神社の境内にあるということで、プラレアリウムにも認定されている施設。外観は和風建築を模していて、中の設えは古き良き科学館という印象。天体観測ドームも現役だそうで、昼間の金星観測などのイベントもあるらしい。うらやましいぞ>向日市のちびっ子。

ホールの展示物はコンパクトなれど、先代投影機の旧ミノルタ製MS-10ATが静態展示……というか、ぶっちゃけ分解されていたものの、展示形態の端々に愛着が感じられ、大変にテンションが上がる。こっちの方がある意味逆にレアだし。

MS10-AT分解展示@向日市天文館

MS10-AT分解展示@向日市天文館 

MS10-AT恒星球内部@向日市天文館

『のぞいてみよう』と言われたので、そっと覗いてみたところ……

MS10-AT恒星球の金網を用いた瞬き機構@向日市天文館

恒星電球の周りに金網が被せてある。
これをモーターで回転させて星の瞬きを再現するという機構。文献で知ってはいたけど実際の仕組みを見たのははじめて。『神の御業だろうが自然現象だろうが知恵と工夫でなんとかしたる!』という下町工場のオッサン的気概が大変頼もしくステキ。

MS10-AT補機のP-ROKKOR 45mm/F2.8@向日市天文館

全国3億6千万の旧ミノルタファン(盛り過ぎ)の皆様へのサービスショット、P-ROKKOR 45mm/F2.8。PはProjectorの略。無造作にくっついてたけどフツーに珍品のはず。まあ、無理矢理カメラにつけて撮影してもどうなるものでもないですが。

メディアグローブⅢメーカーロゴ@向日市天文館

現役の投影機はミノルタ・メディアグローブⅢ、つまりデジタル全周投影。
燦然と輝く現コニミノロゴと、かわいい飾りが絶妙に合っている。

投影室@向日市天文館 

座席は同心円型ではなく扇形。南天下のお立ち台には事前の情報通り、スタッフさまお手製の例のアレが飾ってあってちょっぴりじーんとする。

例の花束とペンダント@向日市天文館

客入りは涼元が入った回で5割弱ぐらい。思いの外女性が多い印象。京都新聞さまの記事の影響があったのか、小野Dさまのお力なのか。他の番組紹介の後、待ち時間に雨を全天投影しているのはいい感じ。 時折そこここの椅子の背もたれがキーキー鳴るのはご愛敬。(というか全席の蝶番にCRC注した方がいいっす>スタッフさま)

よくも悪くもお馴染みの感じな今夜の星空紹介の後、やや唐突に開始。
内容はロングヴァージョン+新録かつこちらが初お目見えの夏の星座解説。キネティックノベル版や映像版を観た人なら「ここが本当にプラネタリウムで見れたらなあ……」と思うところがきちんとフォローしてあり、すずきけいこさまと小野大輔さまの掛け合いが円形のドームに響き、ひたすら耳に心地いい。
これを目当てに遠路を長駆して恐らく後悔はしない……と思います、後悔したらごめんなさい。まあ、これを書いている時点であと数回しか投影ありませんが、興味が沸きましたらぜひ日程ご確認の上でお越しを。


ここからは、原作シナリオを担当した人間としての技術寄りな感想。(理屈っぽいです)

プラネタリウム版planetarianには通常版と特別版(長尺バージョン)があって内容が違い、涼元が実際に観ているのは後者2回なのだけど、とにかく思うのは、「これ、削るの絶対キツい」ということ。

ヒロインが間断なく喋る上に、BGMや必要な『間』含めて削れるマージンがほとんどないので、「ここを取っ払いたい」「ここにあれを移動したい」ということがほぼ不可能。無理矢理やるにしても、新しく画を起こせたり台詞を新録しなければならないので、事実上『今あるブロックの塊(しかもワンブロックがデカくて形が複雑)2時間分から半分以上のブロックを取っ払って元の形を保つ』という、ほぼ無理ゲーな作業を強いられている感じ。

原作キネティックノベルや映像版のファンの方がプラネタリウム版を観ると「あのシーンはないんだ」とか、「あそこがないとここがわかりにくいのでは?」ってところが少なからずあるとは思うけど、そういった感想は承知の上で「でもこれってスゴいまとめ方してるんですよ」と、ほんのっちょっぴりだけ擁護させてはもらいたいなあと。
特に各媒体のplanetarianをしゃぶり尽くした上で、ご自分で何らかの創作をされている方は、『どこを削ってあり、そこを削ったのは何故か? 削った結果残されたのはどこか?』という送り手観点からプラネタリウム版を観てみると、色々とスキルアップにつながるかもしれません。実際、『削るところがほぼないはずの原作からさらに削りまくるとどんなことが起こるか』のテストケースとしてすごく興味深いんです、プラネタリウム版planetarianは。

他にも『「萌やし泣き」が機能する前提条件の再確認』とか、『片方向になった複数の伏線が、作り手の予期していないミスリードを生む可能性』とか、作劇論的に語りたいことが色々あるんですが、このぐらいにしておきます。 実際そこにある作品そのものの価値とは関わりないことなので。

 

投影終了後。
夢心地のまま長い境内の参堂を抜け、物集女街道沿いをぼつぼつ通っていたら、よさげなフルーツサンドのお店よさげな八百屋さんを見つけ、もうちょっと涼しくなったらまた改めて来ようと心に決める。神社自体の雰囲気もすごくよかったし、スターオーシャンも観たいし。

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