涼元@もう楽しみは近所の焼鳥屋での晩酌だけです。忙しすぎて遊びに行けない~しくしく。
それはそれとしまして。
●まずはいくら丼絡み&酒絡みの情報ありがとうございます。ご紹介いただいたお店には、仕事の隙を見つけつつサクっと行ってこようと思います、はい。
●planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ パッケージ版、おかげさまで発売決定し ております。ちまちまっと出す感じになると思いますので、確実に入手されたい向きは、お手数ですがショップ等で予約なさると吉かと。っていうか、俺も予約 しとかないと。それ以前におまけ小説脱稿しないと(<おい)。っていうか、おまけとか言っといて書いても書いても終わらない~。
●最近なぜか、「涼元さんって普段どんな音楽聴いてるんですか?」と質問されることが多いのですが。
普段聴いているものは雑多としかいいようがない感じです。「このアーティストが好きだから全部聴く!」というのではなく、あるジャンルに凝ると何ヶ月かは そればっかり聴きます。 スタンダードジャズだったこともあるし、印象派のピアノだったこともあるし、プログレだったこともあるし、英語圏の女性ボーカルだったこともあるし、ス ラッシュメタルだったこともあります。その中で印象に残ったものを手元に残して常時聴きにするという感じです。
で、気に入った曲は折に触れて何年でも、何百回でも聴きます。
これは読書も同じなんですが、広く浅くではなく、ピンポイントにうんと深くというのが性に合っているみたいです。それこそ、中学生の時にエアチェック(死 後だなあ)したテープを擦り切れるまで聴いて、最近CDで買い直したものまであります。そこまで聴き込むと、この季節にはこの曲、この気分にはこの曲とい う定番が出来上がってしまい、よくも悪くも本当に音楽が自分の一部になったような気がします。
小説とかのアイディアを得た時は、手持ちの曲ストックの中からできるだけ雰囲気の合ったものを探します。作品世界を膨らませるとっかかりに音楽は最適なの で。歌詞の内容がしっくり来る場合も、曲調が合っている場合もありますが、どちらかというと詩からインスピレーションを得ることが多いです。
近作で言うと、ナハトイェーガーの時は、大貫妙子のComin' Soonを引っ張り出していました。これがまた、最初に聴いたのはまさにアルバム発表当時の1986年、つまり涼元が高校生の頃という、えらく古いものなわけです。
アルバム全体は、キャッチーで子供向けな、いかにもNHKみんなのうたで流れていそうなカラーで統一されているのですが、その中にMOMOという曲が収録されています。静かで地味な印象なので、有名どころではないのですが、とても気に入っている曲です。
海辺の小さな町の情景が、素朴で飾り気のない言葉遣いで、愁いを帯びた曲調に乗せて、しっとりと語られていきます。
ともあれ、こういう女の子のことを書けないかなあ……と思いながら、初期アイディアを頭の中で転がしていました。
さて、いざ書く段になると、基本的にインスト曲をBGMにしています。日本語で歌詞が印象に残る曲を聴いてしまうと、思考をそっちに持っていかれて書いているものに影響が出る場合があるので。
ナハトイェーガーを書いている時は、F.S.Blummを流していたことが多かったです。ジャンルは……iTunesでリッピングするとElectronica/Danceとなるのですが、普通に(笑)ミニマルミュージック、もしくは環境音楽でいいんじゃないかなーと思います。ある意味でエリック・サティと同根、懐かしのPenguin Cafe Orchestraを よく言えば洗練、悪く言えばスカした感じにしたと申しましょうか。子供部屋の雰囲気、それも、『ちょっと居心地が悪いまでに調度が整っている、広くて明る い子供部屋の真ん中で、頭のよさそうな女の子がぽつんと椅子に座って、何か言いたそうにこちらを見ている』という感じが心に浮かびます。涼元的には、です が。
Zweite MeerとSesamsamenを 交互に聴いていましたが、特にSesamsamenの10曲目、leben läuft (textversion)がお気に入りです。要は、ミニマルをバックにオッサンがずーっとドイツ語喋っているというだけの曲……っていうか、曲と言って いいのかどうかもアレな代物ですが。これのおかげで頭をかなりドイツ語モードにできました。
なんだかとりとめがなくなってしまいましたが、本日はこの辺でひとつ。
ちなみに今は、かのJerusalemをヘビーローテーションしています(音はこちらで)。どうしてかはそのうちわかるかもということで。
それはそれとしまして。
●まずはいくら丼絡み&酒絡みの情報ありがとうございます。ご紹介いただいたお店には、仕事の隙を見つけつつサクっと行ってこようと思います、はい。
●planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ パッケージ版、おかげさまで発売決定し ております。ちまちまっと出す感じになると思いますので、確実に入手されたい向きは、お手数ですがショップ等で予約なさると吉かと。っていうか、俺も予約 しとかないと。それ以前におまけ小説脱稿しないと(<おい)。っていうか、おまけとか言っといて書いても書いても終わらない~。
●最近なぜか、「涼元さんって普段どんな音楽聴いてるんですか?」と質問されることが多いのですが。
普段聴いているものは雑多としかいいようがない感じです。「このアーティストが好きだから全部聴く!」というのではなく、あるジャンルに凝ると何ヶ月かは そればっかり聴きます。 スタンダードジャズだったこともあるし、印象派のピアノだったこともあるし、プログレだったこともあるし、英語圏の女性ボーカルだったこともあるし、ス ラッシュメタルだったこともあります。その中で印象に残ったものを手元に残して常時聴きにするという感じです。
で、気に入った曲は折に触れて何年でも、何百回でも聴きます。
これは読書も同じなんですが、広く浅くではなく、ピンポイントにうんと深くというのが性に合っているみたいです。それこそ、中学生の時にエアチェック(死 後だなあ)したテープを擦り切れるまで聴いて、最近CDで買い直したものまであります。そこまで聴き込むと、この季節にはこの曲、この気分にはこの曲とい う定番が出来上がってしまい、よくも悪くも本当に音楽が自分の一部になったような気がします。
小説とかのアイディアを得た時は、手持ちの曲ストックの中からできるだけ雰囲気の合ったものを探します。作品世界を膨らませるとっかかりに音楽は最適なの で。歌詞の内容がしっくり来る場合も、曲調が合っている場合もありますが、どちらかというと詩からインスピレーションを得ることが多いです。
近作で言うと、ナハトイェーガーの時は、大貫妙子のComin' Soonを引っ張り出していました。これがまた、最初に聴いたのはまさにアルバム発表当時の1986年、つまり涼元が高校生の頃という、えらく古いものなわけです。
アルバム全体は、キャッチーで子供向けな、いかにもNHKみんなのうたで流れていそうなカラーで統一されているのですが、その中にMOMOという曲が収録されています。静かで地味な印象なので、有名どころではないのですが、とても気に入っている曲です。
海辺の小さな町の情景が、素朴で飾り気のない言葉遣いで、愁いを帯びた曲調に乗せて、しっとりと語られていきます。
どうしてか気になってる特に最後のくだりが好きです。
あの人の笑顔
澄んだ声 涼しい目
何も語らない
さよなら言わない また会えるから本当に無垢な言葉の連なりにこそ、小さな針のように痛みが埋もれている、とでも言うのでしょうか。作詞は葉山陽子とクレジットされているのですが、この曲以外で名前を見かけたことはない気がします。(変名とかなのかなあ)
かなしい日には
ともあれ、こういう女の子のことを書けないかなあ……と思いながら、初期アイディアを頭の中で転がしていました。
さて、いざ書く段になると、基本的にインスト曲をBGMにしています。日本語で歌詞が印象に残る曲を聴いてしまうと、思考をそっちに持っていかれて書いているものに影響が出る場合があるので。
ナハトイェーガーを書いている時は、F.S.Blummを流していたことが多かったです。ジャンルは……iTunesでリッピングするとElectronica/Danceとなるのですが、普通に(笑)ミニマルミュージック、もしくは環境音楽でいいんじゃないかなーと思います。ある意味でエリック・サティと同根、懐かしのPenguin Cafe Orchestraを よく言えば洗練、悪く言えばスカした感じにしたと申しましょうか。子供部屋の雰囲気、それも、『ちょっと居心地が悪いまでに調度が整っている、広くて明る い子供部屋の真ん中で、頭のよさそうな女の子がぽつんと椅子に座って、何か言いたそうにこちらを見ている』という感じが心に浮かびます。涼元的には、です が。
Zweite MeerとSesamsamenを 交互に聴いていましたが、特にSesamsamenの10曲目、leben läuft (textversion)がお気に入りです。要は、ミニマルをバックにオッサンがずーっとドイツ語喋っているというだけの曲……っていうか、曲と言って いいのかどうかもアレな代物ですが。これのおかげで頭をかなりドイツ語モードにできました。
なんだかとりとめがなくなってしまいましたが、本日はこの辺でひとつ。
ちなみに今は、かのJerusalemをヘビーローテーションしています(音はこちらで)。どうしてかはそのうちわかるかもということで。