ナハトDL終了御礼&美術展、引っ越し、一太郎、疾走するかなしさ

涼元@最近買い物と晩酌以外で外出してないなあです。

●まずは御礼を。
1月1日から2月5日までの間公開しました拙作ナハトイェーガーですが、おかげさまで合計14771のファイルアクセス、純転送量で9797ものダウンロードをいただきました。本当にありがとうございました。
ご意見ご感想も多々いただいたのですが、「続きを!」というお声にいつかどこかで応えられるようにしたいなあと思っています。だいたい、まだメインキャラが出揃ってないわ、話が全く進んでないわという体たらくですし。
っていうかお茶目なドジっ娘メイドとか18世紀後期のケ・ド・ ロルロージュ界隈とか弓道部一同で温泉合宿でドッキリとかナチスドイツの戦闘機械な女の子を早く書きたい~。

ナハトに関しましてはもともとサンプル作品として書いたものですので、お仕事依頼の評価用のテキストが必要であるとか、どうしてもお読みになりたいという場合は涼元にサクッとメールいただければアレしますので。

あと、前のサイトで掲載していたものもおいおい復活させていく予定です。しばしお待ちを。


●結局ミュシャ展行けなかったっす。かなしい。
デルヴォーとマグリット展は万難を排してでも行きたいところですが……


●引っ越しをしたいと目論み中。
最近拘置所暮らしの堀江容疑者がいかに惨めかを微に入り細に穿ち報道することにより市井の小市民たちの溜飲を下げるのが流行っているようですが、涼元が今住んでる部屋はガチであのぐらいの広さです。テレビもネットも自由に見られる独房。VA折戸氏と会うたびに「涼元さん、引っ越ししましょう!」と力強く言われます。


新型一太郎はどうしようかなあと。
基本的には執筆にはWZEditor5を用いているんですが、最近は紙媒体前提の場合は、WZで章ごとに下書きしてから一太郎2005上で仕上げるようになりました。
涼元の書き方が当て字的なルビを多用する手法であるってのがいちばんの理由なんですが、最終的に縦書きで世に出るものなら、もともとそのフォーマット (43×17とか)で書いた方がページを一見した時の印象まで意識して書けるので。まあ、実際には無茶なルビ振りをするとその行だけ文字数が変わってしま うので、完璧に最終紙面の通りというわけにはいかないのですが。

今までもジャストシステム様にはさんざん貢いでいるので、ヴァージョンアップはやぶさかではないものの、2005→2006にはこれといった機能アップがないように思えるので迷ってます。 実際問題、買ったはいいけど結局ほとんど使わなかったものもあるし。一太郎ダッシュとかドクターマウスとか、ご祝儀で買った一太郎文藝(笑)とか。

敢えて言ったら文章比較の強化とモノルビだけど……どうなのかなあ?
jtdファイルで入稿できる場合、もの書き側でモノルビにしといた方がやっぱりベターなんでしょうか?>編集様各位。いや、ここで訊いても>自分。


ここに飲みに行きたい、強烈に行きたい~。
 ……と書いて思ったけど、自分は『酒を呑む』という表現に違和感を覚えてしまいがちです。『呑む』というのは酒ごときじゃなく、もっとものすごいものを 丸ごと飲み込むような時に使う言葉なような気がして。蛙をひと呑みとか、雲を呑むとか。そりゃワンタンだって。

以前の開発中に、各シナリオライター間で表記揺れを統一するというフェイズがあったのですが、涼元だけが無駄に書き分けていた『寂しい』、『淋しい』、 『さびしい』を一括して『寂しい』に統一することになってしまい、それこそ寂しい思いをしたことがあります。この辺りの言語感覚というのはかなり個人差が あるので、当然ある基準を決めたらそれに統一するべきで、そこに関して文句はないのですが。

例えば、小林秀雄の書いたところのモオツァルトの『かなしさ』は、『悲しさ』でも『哀しさ』でもないというのも、譲りようがない真実なわけで……そんなことを考えたりしながら、ひとり言葉と取っ組み合いしている今日この頃であります。


モオツァルトは、目的地なぞ定めない。歩き方が目的地を作り出した。彼はいつも意外な処に連れて行かれたが、それがまさしく目的を貫いたという事であった。
(小林秀雄/モオツァルト より)
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このブログ記事について

このページは、涼元悠一が2006年2月 9日 00:00に書いたブログ記事です。

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