正月帰省最後のイベント2発の様子をば分割してお届け。
まずは前半、のんほいパーク編。
以下ずらっと写真貼りますがご容赦を。まったく歯止めが効きませんでした。
開館時間に合わせ、敢えて正門前に徒歩で到達。そりゃもうやる気満々。
取るものも取りあえず夜行性動物館へ。(写真は後でもう一回来た時に撮影)
入ってすぐにフェネック二匹がお出迎え。
「のび~。あ、見てた?」
もうお一方はまんまる熟睡モード。それでも隠しきれないお耳がかわいい。
ともあれ前回日本平動物園でのルートミスをちょっとだけ取り戻せた。
そしてこの方、サーバルキャットのステルちゃん。
いきなりのグラビアモデル立ち、まさにスターの風貌。
毛布をガジガジしてたと思ったら、
ごろ~んからのー。
サービスショット。
あざとい、さすがネコ科あざとい。
開園からしばらくは室内が明るいので写真を撮るならこのタイミング。カメラガチ勢の熱気と鳴り響くシャッター音により、完全にアイドルグラビア撮影会状態で、わかっているのかいないのか、ステルちゃんもサービス精神超旺盛。たっぷり堪能できた。
その後はとにかく広くてゆったりした敷地を、どうぶつ探して右往左往。
まずはアフリカ園。
作り物と見紛うほど縞が綺麗なグラントシマウマさん。
いや実際、遠くの方々は微動だにしない&佇まいがザ・シマウマな感じなんで、「あそこのはオブジェ?」と訝しんだりもしたり。(もちろん本物)
なぜか鉄柱をぺーろぺろ舐めているアミメキリンさん。
もう一方ははむはむお食事中。そこに話しかける、ツノがアグレッシブだけど草食動物なエランドさん。「おいしい?」「まあまあ」
「じゃあ一緒に食べる」「うん、やっぱりいいよね、草」
舐め飽きた。
一方その頃、はるか離れた猛獣舎では、
動物園の定番風景、まったくやる気のないライオンのご家族。
今なら隣のブースに敷いてあるアムールトラとセットでご提供。
そして南国オーストラリア園では、
なんか壁際に点々と落ちてる、と思ってよく見たら、
伊藤若冲作、群カンガルー図。(嘘)
この日はかなり寒かったんで気持ちはよくわかる。砂、あったかいよね。
では日本産のみなさんはと言えば、
日向ぼっこしたり毛繕いしたりされたりの豊橋ニホンザル軍団。のんびりまったりムード。
と思ったら、木の出っ張りでひたすら斜め懸垂してるストイックな奴がいたり。何を目指しているのかね君は。
こちらもある意味もはや日本産、フンボルトペンギンさんのお尻 。キュート。尾脂腺。(東武動物公園ニコ生配信で覚えた)
そしてこちらはジェンツーペンギンさんのお尻。足が黄色いのが可愛い。ぺたぺた歩くよ。
鮮やかな胸とクチバシが存在感抜群、王者の貫禄キングペンギン一同。でも雛の方がさらに存在感がスゴいという。
そしてミナミイワトビペンギンの尻。
ちゃんと岩の上にいるのはいいんだけど、みんなフリッパーを広げた姿勢のまま微動だにしないので、なんとなくシン・ゴジラの○○○っぽくてちょっと心配になった。小型化と有翼化はもうしてるから、あとは大陸間を飛翔するだけだし。大量のペンギンに為す術もなくついばまれる人類。萌え死ぬ。
さらにさらに、半水生と言えば忘れちゃいけないこちら、
もはやお馴染みコツメカワウソさん。
とにかく激しく楽しく動き回るので大変撮影困難な中、噂のお手玉遊びがどうにか撮れた。
「なにそれたのしそう~」
「たのしいよ~」
日が高くなったら遊び疲れてかわうそだんごになってたけど。
丸太を枕のホンドギツネさん。
もう一匹さんがずっと周りを走り回ってたけど我関せずでお昼寝。名前はオアゲさんとイナリさんだけど、どっちがどっちかはわからなかった。たしかにそこはかとなく美味しそう。
相変わらず姿勢のいいミーアキャットさん代表。基本見張っているか穴を掘っていて、その間に置き餌をスズメにバクバク食べられている。
「あれ、どこかな?」と思うと、
いい感じに鉄骨にフィットしていたパタスザルさん。
ってめっちゃ近くにもいるしっ。(お互いびっくり的な)
樹上のボリビアリスザルさん。小型サルの皆さんも基本活発に動き回っているので、連射できるカメラでないと一瞬の表情を逃しがち。
…だから近いんだって。
対照的に、素人カメラマンにやさしいヨウスコウワニさん。フォトジェニックかつほぼ動かないので。 ちなみにハ虫類舎は日本平動物園に比べてコンパクトだけどなかなかの人気。展示はもちろん、中にいると暖かいので。
暖かいといえば、大温室も素晴らしかった。こちらもどこにカメラを向けてもフォトジェニック。無骨な骨組みの下に見たこともない木々が茂っている様子から、映画サイレント・ランニングを思い起こしてみたり。
とまあこんな感じで、他にもカバとかシロサイとかアジアゾウとかフラミンゴとかモモイロペリカンとかタヌキとかとかポニーとかロバとか木曽馬とかゴマフアザラシとかフクロウとかコウノトリとかツチブタとかエミューとか……ああ、切りがない。とにかく巡るのが楽しすぎて飲み食いする間もなかったほど。
14:00ジャスト、次の予定が迫ってきたので泣く泣く撤収。
ブラキオサウルスさんや顔ハメ看板さんに見送られつつ、のんほいパークを後にした。
全く周り切れていないので、必ずまた来ようと誓いつつ。
その他、のんほいパーク初訪問にて思ったこと箇条書き
- とにかく園内がひろーい! 植物園や自然史博物館、遊園地まであるので、一日で全部見るのは不可能。すんません、自分、甘く見てました。
- 施設の配置に工夫が凝らされている分、自分の現在位置がわかりにくく、一度行ったところに戻るのが難しい。何度無駄に遠回りしたことか。
- さらに2018年1月現在、一部エリアが工事中。この影響がかなり大きくて、初見殺しに拍車をかけている。
- 園内で食事できなかったのは、見回るのが楽しくてそれどころじゃなかったのもあるけど、手軽に食べられるブースが見つけられなかったせいもある。移動販売車があったけどアイスとかクレープとか団子とかだったし。串に刺した肉とビールとか、そういうやつ希望。
- 荷物が重かったのでコインロッカーに預けたけど、自分以外に使ってる人が全くおらず、登山用のデカいザックを背負ったまま園内を闊歩してる人までいた。展望塔の外壁を登るかなんかで?
- 野外恐竜ランドはキッズに大人気だった。ていうか、みんなわりとフツーによじ登ろうとしてた。
- 鳥インフルエンザの影響で一部のブースにネットが重ねがけされていて、中が見にくかったのは残念だった。素人レベルでは撮影ほぼ不可能になってたし。
- サーバルキャットは屋内展示で昼夜を逆転させているので、活発なところを見られる(可能性が高い)。活発なネコ科最強。
- サルの展示も充実していた。なんというか、霊長類のみなさんのわかってやってる感は防御不能。
- コツメカワウソの可愛さは異質というか、ネコやサルとは全く違う何かを感じる。遊びへのパラメーター全振りっぷりが既に動物の域ではないというか。
- 個人的ベストはペンギン展示。4種のペンギンがいて、うち3種が同じところにいるのは否が応でもテンションが上がる。フンボルトペンギンがぼへーっと鳴くところや、ジェンツーペンギンがトビウオみたいにジャンプするところも見られたし。
- 展示の陣容的にも、けもフレ好きにはかーなり刺さると思う。
- カピバラを見忘れたことに今更気づいたよよよ。
後半へつづく。