明けましておめでとうございます。
涼元はといえば、今年は多忙につき里帰りせず、大阪某所の草庵に籠もっております。
元日に実家にいないのは、子供の頃親戚の家で年を越した時以来で、ちょっと不思議な感じです。
元旦は雑煮を食す。 それが日本人のジャスティス。
酒みりん醤油で煮飛ばして強く味付けした鶏もも肉、鰹と昆布で引いた出汁で炊いた半月切りの大根、十三の餅屋で買った丸餅、さっと茹でたちぢみほうれん草を乗せて、さらにイクラと花がつお。
実家の雑煮のアレンジ版なれど、味はかなりちがう。もうちょっと工夫できそう。
昼過ぎから、近所の氏神様に初詣に赴く。
今年は幸運が山のように必要なので、本式に参拝しようと鳥居の方を回ったら、参道どころか手前の路地から大行列。地元の神様の実力を見誤っていた。
参拝後のおみくじはお約束の大吉。曰く、『願望大に叶ふ』。破魔矢を授かり、美人の巫女さん手ずからの御神酒をいただき、ホクホク顔で帰宅。全行程1時間半。
そして現在、ささやかに新年を寿ぎ中。
近所のスーパーで買っておいた海鮮六宝に、いただきものの黒豆を加えて七福。子孫繁栄祈念成分が多めなのはスルーで。魚卵大好きだし。
酒は毎年この時期にしか手に入らない喜久酔無濾過生原酒しぼりたて。今年のはちょっと炭酸が弱くてコクが濃い…かな? 普通酒でも美味いものは美味い、と認識を新たにさせられる酒。
節句働きはロクなことにはならないので、今日のところはこのままゆるりと。
ではでは、今年もよろしくお願いします。